十月二十九日、雲一つない秋晴れの下、本堂諸堂落慶式及び副住職の晋山式が執り行われました。
本山であります方広寺より管長猊下をお迎えし、関係寺院の方々、御協力いただいた建設委員、檀信徒世話人の方々にご列席いただきました。
コロナ禍のため規模を縮小しましたが、無事に挙行できましたことを大変嬉しく感じております。
「ごあいさつ」
洞雲寺 十九世 住職 金谷 義宣
檀信徒の皆様、この度はおめでとうございます。
洞雲寺新本堂の落慶式・庫裡改修披露並びに、副住職の晋山式という祝事を迎える事ができましたことを心より御祝い申し上げます。
これもひとえに、洞雲寺檀信徒の皆様、ご縁をいただきました関係者の皆様方の並々ならない御協力があってのことと感謝いたしております。
また、本山はもとより、洞雲寺派中御寺院方、関係御寺院方にも御協力御尽力をいただきました事、重ねて御礼申し上げます。
ご本尊薬師如来様並びに、諸仏方が安心して皆様のご先祖様方や、皆様を見守る事ができる伽藍が整えられました事を嬉しく思います。
最後に、檀信徒の皆様の「家門繁栄・子孫長久」並びに、関係寺院樣方、洞雲寺派中の御寺院の「山門繁栄・厨庫安寧」を祈念致しまして、御礼のご挨拶といたします。
洞雲寺 二十世 副住職 金谷 憲尚
檀信徒の皆様、また、本山をはじめとする洞雲寺派中及び関係御寺院の方々の御協力により、本日、本堂落慶及び副住職晋山式の儀を迎える事ができました。
本堂建設・庫裡改修におきましては、檀信徒の皆様、関係御寺院の皆様の多大なる御協力なしには出来得ないことであり、大変感謝しております。
この度、晋山式にて副住職を拝命いたしましたが、まだまだ未熟者であります。経験を重ね檀信徒の皆様や地域の方に信頼される住職となって行くように頑張っていきたいと思います。
今回、住職の悲願だった本堂の建て替え庫裡の改修を終え伽藍は整いました。
以前の本堂の木材などはリサイクル・有効活用し、所々に以前の本堂の面影を残しております。前の本堂には浄土巡りという名のコの字型の地下通路が位牌堂の下にあり、その通路を通ると悪い心を浄化して綺麗な心に変わるという所になっておりました。新しい本堂ではその浄土巡りはありません。しかし、皆様に清浄を感じられ、思い出に残るようなお寺・本堂にしていきたいと思います。
今後は、副住職の自覚を持ち、檀信徒の皆様のために法務を全うする所存でおります。皆様には、より一層のご指導、ご鞭撻のほどを宜しく御願いいたします。